第一薬産(株)は、皆様に信頼される「霊芝」(Reishi)を永年に渡り研究し、高品質の「飛騨霊芝」(Hida Reishi)を人工栽培し、多方面から好評をいただいております。
この技術と研究の成果は、日本のみならず海外でも高い評価を得ており、その一例として、1990年 大阪で開催された花博会場の国連パビリオンにてWHO(世界保健機関)は「人類のいのちを救う植物を救おう」をテーマとしたハーブガーデンを出展しました。
第一薬産(株)は、WHOの依頼によりこのハーブガーデンの霊芝を担当しました。
これは、霊芝を知り尽くした霊芝専門企業だからこそ与えられた、名誉ある事業であると共に、世界的にも認められた証でもあります。
弊社は、長年にわたり、霊芝だけを専門に扱う企業として、霊芝の普及に尽力してまいりました。その中でも 『飛騨霊芝』は、良質の霊芝(REISHI)を皆様に提供したいという「こだわり」から生まれた最高級品質の霊芝です。 弊社通販ショップでは、品質の確かな製品を低価格で販売しております。霊芝のことなら、霊芝と科学を追求する第一薬産株式会社へ。
■ 梅の木と霊芝
梅の古木に生育した霊芝がよいという説がありますが、その科学的根拠はありません。 梅の木は元来菌や苔類が寄生しやすいことから、他の木に比べ霊芝についても自然発生率が高く、「梅の木に生育した霊芝」のイメージができあがったものと考えられます。
■ 天然霊芝と人工栽培霊芝
天然霊芝はその収穫時期に問題があり、未成熟であったり、 霊芝そのものが枯れている場合が多く見受けられます。したがって、含有成分の質や量からみても、人工栽培霊芝のほうが品質的に安定しているといえるでしょう。
■ ゲルマニウムの含有
活木に寄生した天然霊芝の中でごくまれにゲルマニウムが含有されていることが知られています。しかし、人工栽培霊芝は、 人為的にゲルマニウムを混入させない限り含有される可能性はありません。ゲルマニウム含有を強調する霊芝製品にはお気をつけ下さい。
■ 苦味成分とその除去
霊芝の苦味成分はトリテルペン類(センブリの苦味と同類)であり、アルコール可溶性です。 また、霊芝の表面のみに極在していることが解明されたため、アルコールを用いて容易に苦味を取り除くことが可能です。苦味を取り除くことにより、食しやすい味となります。
■ 食感とその改善
食感は硬く、コルクを噛む感覚です。高圧をかけてもゆがいても、 そのまま食するのはむずかしいのですが、霊芝を微粉末化する技術も確立され、他の食材に混合することで、霊芝に含まれる食物繊維の作用も期待できます。
霊芝は硬くそのまま食することはできないため、昔から煎じて飲まれる方法が一般的です。 また、今までに霊芝は、錠剤、顆粒、ドリンク、コンク(濃縮液剤)などに商品化されています。 珍しいものにはビール、ケーキ、チョコレート、醤油、コーヒーなどがありましたが、その多くは姿を消しています。
現代の医療レベルは飛躍的な進歩をとげ、これまで治療困難とされてきた症気も次第にその対応が可能となってきました。しかし、なかには完治が難しく、外科治療、放射線治療、化学療法による副作用等負担が強いられる症状も依然として多く存在します。
よって、他の治療法も交えてどのように病気とうまく付き合っていくかという事が新たな課題となってきました。
そのなかで、西洋医学の治療法だけに頼るのではなく、「東洋医学との併用」という観点から、個人又は医師の勧めで、症状に応じ有用性を見込める健康食品を用い、長期的な治療方法が近年注目されるようになってきました。
中国伝統医学において、特に霊芝は数ある植物の中でも上品とされ、その多岐にわたる有用性も古代中国の様々な文献から見受けられ、また近年において公的機関、学会等の研究発表により、科学的にも霊芝の有用性が報告されてきました。
現在日本が長寿国として認知されているその背景には、東洋医学の普及と応用が重要視されてきた一面もあり、とりわけ「転ばぬ先の杖」ならず日々の健康管理、つまり予防という視点から確立された免疫療法が社会的に認められたからではないでしょうか。したがって、近年霊芝がより注目されてきたのも霊芝がもつ歴史的かつ科学的実績による信頼性が多くの方々から支持されている一因であると考えます。
霊芝は目的によって様々な形状に加工し服用されていますが、一旦加工された製品についてはお客樣方にとって、「本当にいい物だけを使った商品なのか」または「有用成分はちゃんと入っているのか」等の疑問が少なからずあると思われます。
これは単に霊芝だけに限らず健康食品全般に共通するものではないでしょうか。実際、霊芝を初めて購入するお客様や、定期的に服用されている霊芝愛飲者の中には、「霊芝はもともと高価な物だから、せっかくなら質、量、価格ともに信頼できる良い霊芝がほしい」という意見が多くあると予想されます。
そこで、信用第一主義の弊社では、「本当に良い品質の霊芝」だけを販売したいという思いから、弊社が長年の研究で立証した品質評価法を用いて「形態的判別法」(「高品質の定義」参照)による方法で、お客様の視覚を通してもお分かり頂ける高品質霊芝だけを販売しております。なお、少量でも霊芝の有用成分を限界まで高めた「パウダー」「散粒」「粒状」の商品は、高品質霊芝の使用はもちろんの事、最先端の成形技術、抽出技術等の加工を施し、「純粋に霊芝成分のみを効率よく飲みたい」という霊芝愛好家にとって非常に喜ばれる商品となっております。
第一薬産(株)は霊芝のみを専門に扱う企業として、「良い霊芝とは」を重要課題とし、創業以来その向上に努めてまいりました。
一般的に霊芝は形態、成分ともに単一の物と誤解されがちですが、実際にはその品質、栽培法等により品質自体に大きな違いが生じます。良い霊芝とは、すなわち霊芝一株の中に、期待される有用成分の含有量の高さによって決定されるものと考え、一概にすべての霊芝を同一視するのではなく、弊社では科学的根拠に基づく「高品質の定義づけ」を更に明確にし、飛騨霊芝の商品化を実現しました。
また、良い品質作りの条件として、「科学的に立証された良い種菌の使用」、「先進的な栽培方法」等が挙げられますが、霊芝栽培は他の農作物同様に自然を相手にした生産方法なので、例え良いとされる条件で栽培されたとしても、必然的に全収穫物の中でも品質上一定の割合で差がでてくるのも現状です。
そこで弊社では、年間200トン近く栽培した霊芝のうち、形態的選別法(「高品質の定義」参照)により最高級とされる10トンだけを自社ブランドの飛騨霊芝として販売しております。残りの約190トンは中国国内をはじめ、東南アジア、韓国等に出荷されております。
科学的な見地から、いったい霊芝のどの成分が注目されているかを、これまでの様々な研究発表をもとに分析してみると、一般的には多糖体といわれ免疫等に対して期待されています。他の期待されている成分には、霊芝の特徴的な苦味成分であるトリテルペン類が報告されています。
第一薬産では霊芝の品質とは、霊芝一株中に有用成分とされる多糖類、トリテルペンの含有率の高さによって優劣を判断するものと考え、同時にそれらの数値が高いものを高品質と定義づけています。したがって当社の研究と実験結果から、有用成分の含有率が比較的高い霊芝には、必然的にその形状に現れることが経験的にわかりました。
(1)傘の厚みが厚いこと(厚いところで1.5cm以上)
(2)傘の形が基本的には腎臓形または円形に近い形をしていること(母菌の劣化を確認できる)
(3)質量が重く、堅くしまっていること(軽い霊芝は菌床栽培物が多い)
(4)傘の裏面が著しく汚れていないこと(栽培管理状況がわかります)
(5)傘部分が茎に対して比率が高いこと(なるべく傘部のみが望ましい)
和漢医薬学会誌(vol.2 No.3 1985)
霊芝の系統的品質評価法(第1報)
萱垣 昇・広瀬三智子・荻田善一
富山医科薬科大学和漢薬研究所病態生化学部門
和漢医薬学会誌(vol.3 No.3 1986)
含有成分に基づく系統的霊芝評価法(第2報)
萱垣 昇・黒沢信幸・荻田善一
富山医科薬科大学和漢薬研究所病態生化学部門
和漢医薬学会誌(vol.1 No.4 1987)
霊芝の系統的品質評価法(第3報)
荻田善一・萱垣 昇・黒沢信幸
富山医科薬科大学和漢薬研究所病態生化学部門
科学的に根拠のある菌種で栽培する。
弊社の菌種は飛騨で採取され分離培養した霊芝種菌、荻田7号菌で栽培を行なっています。(荻田7号菌で栽培されているのは飛騨霊芝だけです)
荻田7号菌は国立富山医科薬科大学 和漢薬研究所 所長 荻田善一教授が命名された菌種です。
「飛騨霊芝」は下記の研究機関で霊芝の実験試料として使用され研究発表されました。
国立富山医科薬科大学(現 富山大学)
和漢薬研究所 病態生化学部門/化学応用部門/薬用資源部門
医学部 第一内科/第三内科/泌尿器科
アメリカ テキサス大学 ヘルスサイエンスセンター
中国 広州中医薬大学
ブラジル カンピーナス大学
フランス・イタリア・タイ 等
陽のよくあたる斜面でミネラル質の多い土壌で育った若木を使用する。
同じ菌種を使っても、栽培条件・管理法により品質の差は著しく異なる。
霊芝の厚みを出すために収穫時期が遅れるとすぐに枯れてしまう等、霊芝の品質を大きく左右する。(枯れてしまった霊芝が市場に多く流通している)
日本では1960年代に霊芝の栽培が試みられ、70年代に入り日本で初めて人工栽培の確立に成功しました。その後多くの霊芝研究者や栽培者の更なる努力により量産化が進み、ピーク時には日本全体での生産量が年間100トンにものぼりました。したがって、それ以前までは稀に採れる天然霊芝しかなく、市場にも流通しない高価なものでありましたが、人工栽培の台頭により、霊芝がより安定した価格で市場に供給されることになりました。
第一薬産(株)では70年代から本格的に霊芝の栽培に着手し、国立大学等、公的機関との共同研究を経て80年代にようやく飛騨霊芝の商品化に成功しました。栽培方法に関しては「作業効率の向上」「量産化」に向けて度重なる研究を行い、高品質霊芝の栽培に適した手法を開発した結果、その独自の栽培技術の高さが認められ、中国科学院、アメリカテキサス大学ヘルスサイエンスセンター等他国の政府機関、大学等から要請を受けて海外にも技術指導するほどまで評価されてきました。したがって、霊芝栽培を熟知し、その蓄積された栽培技術、豊富な経験と知識を活かして、生産、流通コストの削減を可能とし、生産の現場から研究、そして販売まで全てを行なう霊芝専門企業だからこそできる高品質霊芝の低価格実現を可能としました。